Monday, 24 April 2017

桜開花待ち

うちの白木蓮(ハクモクレン)の木、樹高は5〜6m。
白木蓮は紫木蓮より高くなるそうです。15mくらいになるらしい。
Magnolia denudata (Apr.23.2017)
白木蓮(ハクモクレン)

蕾が膨らみ、今にも咲きそう。これは昨日の朝。
Magnolia denudata (Apr.23.2017)
白木蓮(ハクモクレン)

そして今朝、無事に開花しました(拍手)。
去年は開きかけのところを遅霜でやられて、敢え無く真っ茶色になって悲しく終了。
早春の白い花といえば、辛夷(コブシ)もいいけど私は何より白木蓮を楽しみにしているのです。
この木がうちの庭にあってとても嬉しい。
Magnolia denudata (Apr.24.2017)
白木蓮(ハクモクレン)

この庭の良いところは、すでに大木が沢山植わっていて庭の骨格を作っているところでしょうか。まっさらなキャンバスにゼロから作る庭とは違って、何でも好きなように植えられるという自由度は低い代わりに数十年の時間を得した形。
あらゆるものを引っこ抜いて、前オーナーの残した庭を全く潰してしまったように思われがちですが、いやいや、そんな勿体無い。価値のあるものはきちんと残していますとも。

特にこの桜の木は。
Les Cerisiers (Apr.23.2017)
Cerasus subhirtella 
高遠小彼岸桜(タカトオコヒガンザクラ
Les Cerisiers (Apr.23.2017)
Cerasus subhirtella 
高遠小彼岸桜(タカトオコヒガンザクラ)

 今にも咲きそう。しかしまだまだ。
今週は最低気温も低く推移する予報なので、開花してもそう一気には咲いて来ないはずです。
Les Cerisiers (Apr.23.2017)
Cerasus subhirtella 
高遠小彼岸桜(タカトオコヒガンザクラ)

こちらは秋に造成したフロント・ガーデンです。すっかり雪が溶けましたね。日差しが燦々と当たってます。もうそんなに太陽高度が高くなったのかと。ここは高原だからまだ寒いのに。
Les Cerisiers (Apr.24.2017)

糊空木(ノリウツギ)の花の咲き柄は、一体いつまで付けとく気か?
冬中この枯れ姿を楽しみました。これ良かったわー。超ロングブルーミング(無理やり)。好きだなーこの花。
えーと、桜が散ったら切り落としますよ。今無くなると寂しいから。(往生際が悪い)


植え込んだ球根が続々出て来ています。
Les Cerisiers (Apr.24.2017)

この辺りは早咲きのチューリップが先陣を切って咲くようにとの目論見。当たるか?
少し疎らで寂しいかな?とはいえ球根ばっかり入れると地上部が消えた後に穴が開くし。
数年すれば球根が増えるから気長に待つか。待ちきれずに秋に球根を買い足すか。
Les Cerisiers (Apr.24.2017)

地面は防寒用に敷き詰めた分厚い牛糞堆肥に覆われています。
どけるのも大変だからこのままにしようかとも思いましたがやはりマズいかな。

Les Cerisiers (Apr.24.2017)
Les Cerisiers (Apr.24.2017)








雑草も出て来ない代わりに、零れ種発芽も期待できない。見た目もモッサリ。
グラウンドカバーとして移植して来たノウゴウイチゴも堆肥の下敷きで枯れるかも。


ここには片栗を10球入れたはず。が、出て来ません。
やっぱり堆肥撤去するか〜。
Les Cerisiers (Apr.23.2017)

こっちは4年目の片栗。去年ブドウ糖をやった成果か?花が増えました。1輪だったのが2輪に(笑)
Les Cerisiers (Apr.23.2017)
Erythronium japonicum
片栗(カタクリ)
Les Cerisiers (Apr.24.2017)
Erythronium japonicum
片栗(カタクリ)






























片栗のみならず、去年の春はあらゆるスプリング・エフェメラルにブドウ糖をやりました。キクザキイチゲも1輪だったのが今年は4輪くらい咲いています。ブドウ糖のせいかどうかは不明。
Les Cerisiers (Apr.24.2017)Anemone pseudoaltaica
菊咲一華(キクザキイチゲ)

こっちの花壇は植えて4年目。ここまでこなれるととてもナチュラルに見えますね。
Les Cerisiers (Apr.24.2017)
Les Cerisiers (Apr.24.2017)
Scilla Siberica
シラー・シビリカ

そうは言っても、もう少し花壇を片付けよう。去年の多年草の枯れた茎だとか、白木蓮のでかい落ち葉だとか。
Les Cerisiers (Apr.23.2017)
Chionodoxa forbesii
チオノドクサ・フォルベシー

この株は色が濃くていいぞ〜。
白っぽいのも多い中、これはかなり中心まで青いチオノドクサ。
Les Cerisiers (Apr.24.2017)
Chionodoxa forbesiiチオノドクサ・フォルベシー

これも可愛いですが、ピンクじゃなくブルーのやつが欲しいんですけど。買わなかったっけ?売ってなかったのかな? 小さな星の様な花。
Les Cerisiers (Apr.23.2017)
Scilla bifolia 'rosea'
シラー・ビフォリア ’ロゼア’

チューリップの葉っぱの間にムスカリ、シラーがいい感じに。
結構自然ぽい。いや、自然っぽくなった。丸3年も経つとさすがにね。
チューリップは中咲のシルバークラウド。桜が散ってからが出番。
Les Cerisiers (Apr.23.2017)


ヒアシンスは初年度はあまりにゴージャス過ぎる。植えて数年経ってショボくなったやつの方が自然な感じで好きだな。しかしこの高冷地蓼科ではヒアシンスの葉っぱも超長持ち。どんどん養分を蓄えて次の春にも立派にゴージャスに咲くんです。もう喜ぶべきか悲しむべきか。


そこで導入したのがもともと原種っぽい咲き方をする品種 'アナスタシア'
一つの球根から複数の花茎が出るためにエネルギーが分散するのか花付きが疎らでそこが良い。
うんうん、すっと背が高くてスレンダーで可憐、しかも華麗。
Les Cerisiers (Apr.23.2017)
Hyacinthus orientalis 'Anastasia'ヒアシンス ’アナスタシア’


さて、今日も快晴です。
100m下の糸萱集落にも高遠小彼岸桜が何本かありますが、今朝駅まで行く途中に見たら咲き始めていましたので、レ・スリズィエの木も今日中に咲くかもしれません。

Les Cerisiers (Apr.24.2017)
Cerasus subhirtella 
高遠小彼岸桜(タカトオコヒガンザクラ)